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産業医講演会　～新型うつ～

2013年08月10日

　今日は午前診察の後は産業医講演会へ。今日のテーマは、現代型うつ。新型うつ、非定型うつ病ともいわれ、メンタルヘルスの領域にとどまらず、最近マスコミ等で話題になることが多いので皆さんも聞かれたことがあるかもしれません。 　

　従来型の典型的なうつ病というのは気分が沈んで何事に対しても興味関心がなくなり、そんな自分を責めてしまうといった感じ。 この従来型のうつ病をメランコリー親和型うつ病といいます。秩序を愛し、几帳面で仕事熱心、対人関係では律儀で誠実、他者への配慮が厚く、責任感が強いといった性格の人が、うつ病を発症しやすいと考えられていました。しかし、新型うつ病の特徴は、20～30代を中心に、「仕事では辛く感じるけど、帰宅後や、休日、趣味などには没頭でき活動的になる。」　「自分に適した仕事に巡り合えなく、自分を不幸に思っている。」　「うまくいかないと、他人や会社、社会のせいにする」　といったのが特徴です。  一見、周囲からは単に怠けているだけにしか見えず、また職場で周囲の人が一番対応に苦慮するだけに最近色々と問題になったりマスコミ等でもとりあげられる様になりました。また、企業にとっても、新型うつ病を中心としたメンタルヘルスの問題が大きな課題となっております。そんな、新型うつへの対応、治療等を学んでまいりました。自身の今後の産業医活動や日常診療に生かせる良い講演でした。

　
 　そして、今夜は神戸総合運動公園、ユニバー記念競技場の「UNIVER祭」。子供といっしょに花火を見てきました。きれいな天然芝に寝転びながらの花火もいいものですね。

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