高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種実施中《要予約》
2014年10月01日
高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種は平成26年10月1日より定期予防接種となりました。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
肺炎球菌には93 種類の血清型がありますが、平成26 年10 月からの定期接種で使用されるワクチン(ニューモバックスNP)は、成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるという23 種類の血清型に効果があります。
助成が受けられる対象者は、神戸市から案内が送付されますので、必ず当院に電話等で予約の上、当日ご持参下さい。
肺炎球菌ワクチン 自己負担額 4.000円(3.970円分が助成されます)