地域医療を考える会

2015年05月29日

 昨日は、地域の病院と診療所の連携目的の懇談会に出席してきました。診療所は基本的には通院患者さんがメインで入院はできませんが、体調を崩されたり、歩行が困難なほどの腰痛や骨折など、入院させてあげなければいけない患者さんも多くいらっしゃいます。そんな時、苦労するのが病院選びです。病院といっても、高度な医療が必要な急性期型から病状の落ちついている療養型、地域包括ケア病棟まで、さまざまな病床が存在します。われわれ町医者はなるべく患者さんのニーズに合った病院を選択し、紹介することが重要です。患者さんが退院後来院されて、「先生から紹介してもらった病院によくしてくれました!」なんて言われると嬉しいものです。地域の病院の特色や、得手不得手を知り、何よりも相手の顔が見える医療機関同士のつながりを構築することはとても重要です。そんな意味で昨日は有意義な会でした。