診療報酬改定
2016年04月01日
今日から新年度ですね。マスコミ等の報道でお聞きになった方も多いと思いますが、4月1日は2年に1回の診療報酬が改定の日です。診療内容により異なりますが、患者様が病院・診療所の窓口で支払う医療費が変わることがあります。
そもそも、診療報酬とは何でしょうか?
日本における国民皆保険制度では、原則健康保険で医療を受けます。健康保険証を窓口に提示するのはその資格を確認するためです。保険診療を受けるには、かかった医療費全体の一部だけを支払えばいいことになります。(1割や、3割の一部負担金)そして、この公的保険制度を使った保険診療は、公定価格としてすべて国が価格を決定しております。これを、診療報酬といいます。そして、この診療報酬は、2年に一度、その時の経済状況や医療業界を取り巻く環境等を考慮しながら、国の医療政策が反映された形で見直されます。その見直しを、診療報酬改定といいます。おわかりいただいたでしょうか?
当院待合室の桜の花は、8分咲きってとこでしょうか。昨年は荒天で花見に行くタイミングを逸しましたが、今年はどうでしょうか。ここからの天気が気になりますね。