運命愛~アモールファティ~
2012年06月06日
昨日、四代目市川猿之助さんの襲名挨拶で、自分の人生哲学を、ニーチェの「運命愛」を用いて話していました。私と同い年の亀治郎改め猿之助さん。梨園の世界は生まれながらにして歌舞伎役者になることが「運命」づけられているもの。また、澤瀉屋も香川照之さんの件で「運命的な」家族ドラマもありました。それだけに、その話にはとても共感させられるものがありました。
哲学者、ニーチェのことば~運命愛 アモールファティ~
人はどんな人生になろうと、苦しみはあります。逃げようとしても逃げられるものではない。だから今受けている苦しみは苦しみとして、潔くそれを「運命」として受け入れて、愛することが、逆に人生をより豊かにする。
人はみな苦しみや、苦悩を抱えて生きています。また、色々な試練が突然ふりかかってきます。それを「運命」として受け入れ、いかに自分の力の源泉にできるか。苦しみが人を成長させるということでしょうね。
自分の「苦しみ」を乗り越えた分、人生が豊かになると思えば同じ「苦しみ」が、少しでも楽になるかもしれませんね。
中神クリニック
西神中央、西神南の整形外科
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