JMATセミナー

2014年12月22日

 昨日はJMATセミナーという講習会に参加しておりました。ところで皆さん、DMATとかJMATをご存じですか?
 阪神淡路大震災の教訓を生かすために立ち上がった、震災時に派遣される医療チームのことです。DMATは医師、看護師、業務調整員で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。JMATは、このDMATを引き継いで主に亜急性以降の避難所・救護所における医療を担当することを主たる役割としてます。ともに、東日本大震災では大きな役割を果たしました。
 私は今年、このJMATのドクターに登録させていただき、今回は来るべき日の準備として、このセミナーに参加させていただきました。兵庫県は阪神淡路大震災を経験しており、JMAT兵庫は全国の中でも重点的に災害対策に取り組んでおり、今回その熱意が伝わってきました。私も20年前に、長田区にて阪神大震災を経験いたしました。そして神戸は全国から多大な支援を受けました。その恩に報いるためにも微力ながら災害医療に貢献できればと思っております。