勉強の秋!

2015年10月25日

勉強の秋! ということで、只今「秋の学会・講演会シーズン」真っ盛りなのです。行きたい会がブッキングするほど続いています。

先週末から今週にかけては、神戸で日本胸部外科学会が開催されたお蔭で、大学時代の同期に久しぶりに会うことができました。さすがに、私は胸部外科は門外漢なので参加はしませんでしたが…。神戸は学会が多く東京時代の友人や先輩先生方が毎月のように会いにきてくれ、いつも楽しい三宮のひと時を過ごさせていただいてます。

そして、木曜日は骨粗鬆症の講演会へ。最近骨粗鬆症のガイドラインが改定され、最新のトピックから、多くの治療薬の使い分けなど、とてもinspireされた会でした。最近の骨粗鬆症の治療はめざましく発展しております。骨粗鬆症は、患者さんの状態によって治療薬を使い分ける「テーラーメイド治療」の時代です。骨粗鬆症の治療最新の情報をいち早く臨床に反映するべく、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」なるものを、もう一度熟読し直しです!!

土曜日は、午前の診療を終えた後、当院の新しいスタッフの歓迎会でした。久しぶりにスタッフ全員が同じテーブルに集まり昼間からのビールとともに盛り上がりました。1日も早く当院に慣れてお仕事をしてくれればと思います。(というか、もう十分慣れ、溶け込んでいるようなので安心!)

そして日曜日は出身大学の地元の同窓会に出席。滋賀医大学法医学の一杉先生の講演を拝聴いたしました。「自動車運転を考慮した疾病管理と処方」と題した講演で、日常診療でいつも問題となってくる疾病と自動車運転可否の問題。多くはてんかん発作や糖尿病薬による低血糖発作、脳血管障害、心筋梗塞、そして認知症など。麻痺や感覚障害といった整形外科疾患も問題になります。衝撃的な死亡事故等も最近良く起きていますね。現在、法的に運転を禁止させられるのは認知症のみということ。我々、かかりつけ医がそのような危険性のある患者さんとどう関わるべきか考えさせられる内容でした。

というわけで、忙しい1週間でしたが「秋の勉強週間」はもうしばらく続きそうです。