当院で行うリハビリテーションの種類
物理療法
装具療法
なお、毎週水曜日午後には、義肢装具士による装具外来(予約制)がございます。患者様に最適な義肢や、装具等作成させていただきます。
運動療法(体操療法、徒手療法)
体操療法(エクササイズ)
痛みや、シビレの原因となる日常生活の偏った身体の使い方を改善する為に、ストレッチングや筋肉を活性化させるためのエクササイズを行います。評価結果をもとにして、患者様それぞれに必要なふさわしい動きを目指します。なお、体操療法は以下の徒手療法と併用されることもあります。
徒手療法
リハビリテーションの流れ
まず、医師の診察、検査等に基づき患者さんの病状を把握させていただきます。その患者さんに適したリハビリテーションを選択させていただきます。
医療機器によるリハビリ(物理療法)や、あん摩マッサージ師によるリハビリは予約なく受けることができます。理学療法士による運動器リハビリテーションは完全予約制となっております。
訪問リハビリについて
通院困難な方、要支援・要介護認定を受けられている方は、訪問リハビリも行っております。医療保険、介護保険ともに対応しておりますのでご希望の方はご相談下さい。詳しくは訪問リハビリテーションのページをご覧ください。
訪問リハビリテーションの詳細ページへ
当院のリハビリテーション機器
ウォーターベッド型マッサージ器
全身を水圧刺激でマッサージする治療器です。左右対称に配した2つのノズルから噴射される水の圧力を利用して全身のマッサージを行います。「水」本来の流体特性を「手技療法」に応用し、ウォーターベッドタイプならではの浮遊感に抱かれながらマッサージや指圧のように力強く、心地よい刺激が得られます。肩こり、腰痛、不眠、頭痛、冷え症などに効果があります。
自動間欠牽引装置(頸部、腰部)
自動間欠牽引装置は、牽引部位の筋スパズムの改善やマッサージ効果、椎間開大の手助けをして圧迫神経への影響をやわらげ、痛みやしびれを改善します。腰痛の方でも簡単に乗り降りできるチェアータイプと、従来のベッドタイプの両方用意しております。頸椎・腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、坐骨神経痛、頚椎症、頸椎捻挫、肩こりなどに効果があります。
マイクロ波治療器
マイクロ波とは、電磁波の一種で、水分に吸収されやすく簡単に熱に変わります。均等に生体組織内の温度を上げ、血液循環を促進させることで、神経・関節・筋肉等の除痛効果や代謝促進、筋肉の緊張の緩和などが期待できます。筋肉痛、腰痛、肩こり、肩関節痛などに効果が期待できます。
干渉電流型低周波治療器
干渉電流型低周波治療器は、吸盤状の導子から低周波の低・中・高周域を出力し、患部で干渉波と呼ばれる電流を起こして治療を行います。種類の異なる周波数の低周波電流を体内で交差させ、そこに発生する電流の低周波成分で患部を刺激します。肩こり、頸部痛、腰痛、変形性関節症、筋肉痛などに効果があり、患部の血行改善・鎮痛効果が期待できます。
ホットパック
局所に湿性の温熱を与える治療法で、熱保有度の高い物質(ケイ酸塩、ベントナイトなどのゲル)を木綿の袋に入れ、電気的恒温槽で80℃に加熱し、タオルなどで覆って局所に当てます。
血液循環を促進させることで、神経・関節・筋肉等の除痛効果や代謝促進、筋肉の緊張の緩和などが期待できます。
SSP治療器
SSP(Silver Spike Point)は、東洋医学の鍼麻酔の鎮痛作用と、西洋医学の電気治療(低周波治療)の組み合わせで実現した治療器です。鍼治療のように刺す時の痛みはなく、「刺さない鍼治療器」と言われております。内因性モルヒネ様物質(エンドルフィン等)の脳内分泌を促進し、鎮痛効果を発揮します。肩こりや筋肉痛、各種変性疾患、むち打ち症などに効果が期待できます。
メドマー
空気圧を利用した波動型の医療用マッサージ器です。下腿を均等に加圧することにより、血液やリンパ液の循環を補助します。病院では周術期の静脈血栓症の予防に使われております。下腿のむくみ、術後リンパ浮腫、筋肉疲労、冷え性などに効果が期待できます。
骨折超音波治療器
LIPUS(Low Intensity Pulsed Ultra Sound:低出力パルス超音波)は、音圧効果により、骨折部位に照射することによって、骨折の骨癒合期間を約40%短縮できます。骨折の早期治癒に効果的です。